2022/12/02 00:00
娘と一緒に通っている図書館
借りてきた本の簡単な感想等を書いているブログ
５回目の今回はこちら↓↓↓
バグトリデザイン 事例で学ぶ「行為のデザイン」思考／村田智明
最近読んでいる本はデザイン思考や、イノベーション、アイデア等のデザインの本が多いです
その中でも読みやすく、実際に多くの問題をデザインで解決した本書をご紹介します
人の行為を観察すると、そこにバグが生じていることがあると気づきます。
そんな一文から始まる本書
分かりにくさのせいでの迷い、手順に則していないプロダクト、過剰なパッケージ包装等
確かにあるある！
と思う事例が書かれています
・スーツ用のハンガー
ジャケットから掛けると、パンツが掛けづらい
・車の３人乗りの後部座席のシートベルト
真ん中の人の差し込み口が不明確
・駐車場の精算機
５千円札や１万円札が使えない
この「行為が阻まれる事象」を、私は「バグ」と捉えています。
と書かれている本書
このバグを見つけて解消するデザインを考える
必ずしもモノだけでなく、行為のバグも解消することによってより良い社会を築く
そんなモノ、事の解消事例やそのプロセスや考え方が詳しく書かれています
今回の本はこんな方におすすめ
・デザイン思考に興味がある方
・解決したい問題がある方
・アイデアの出し方や考え方に悩んでいる方
・ファンを増やしたい方
・ブランド価値を高めたい方
印象的だったのは伝えるためにあえて削ぎ落とす
ミニマルデザインという考え方
何でもかんでも詰め込みすぎなデザインは、結果分かりにくく使いにくい製品になってしまいます
何を誰に伝えたいのか
そこを最優先に考えて、この機能はいらないと割りきること
ottomanのプロダクトも強く意識して取り組んでまいります
大人になってから、まさか自分がこんなに本を読むことになるとは
そして、こんなに学び試したいと思うとは
ついに４０歳を迎えて、今人生で一番本を読んでおります
モノ作りには多くのバグが生じます
見た目や使いやすさなど理由は様々です
そんなバグトリデザインのプロダクトを生み出していきたいと思います
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